【こどもが喜ぶ】かんたん手づかみレシピ3選

栄養士のおしごと

1歳前後のお子さんをお持ちの方はこんな食事の悩みはありませんか?

・噛めない

・丸のみ

・食べる意欲がない

食事の悩みごと、困ったこと、心配はつきませんよね。

私も、こどもたちのユニークな行動に日々翻弄されながら、どうやったら、おいしくたのしく、食べれるかなと、毎日奮闘しています。

今回は、その中でも、離乳食後期~幼児食のこどもたちの成長にとても大事な、手づかみできるメニュー紹介します。どのメニューも少ない材料で、10分前後で出来き上がります。

こんなに大事な手づかみ食べ

9,10ヵ月頃になると、「自分でたべたい!」という思いが強くなってきます。個人差はありますが、この時期くらいから、手づかみ食べが増え始めることが多いです。

手づかみたべのメリット
  • 噛む力がつく。
  • 自分で食べようとする意欲でてくる。
  • 五感を刺激し、こどもの好奇心が満たされる。

「手づかみ食べ」という行動を細かく分けると、

①目で見て、食べ物とわかり。

②つかんで、食べものの硬さ、質感を感じ。

③口に運ぶ量や、運ぶ場所を知る。

目、手、口のをすべてを使った動きです。

硬さや、噛む力、温度などを感じ、食材ごとの自分のひとくちの量、噛む力の加減、しっかり持つのか、柔らかく持つのか、などを身につけていきます。

そして、いずれは、自分でフォークやスプーンを使って、自分でたべることができるようになっていきます。

また、前歯でかじることで咀しゃく力を促す役割もあります。

手づかみレシピ

だいずのチーズ焼き

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1歳前後は、カルシウム不足になりがちです。大豆とチーズで、不足しがちな、カルシウムやたんぱく質の栄養素をが手軽に摂取できます。

材料: ゆで大豆缶…1缶 スライスチーズ…3~4枚

  1. 大豆の上に、スライスチーズを重ねる。
  2. クッキングシートの上に、ゆで大豆缶を広げる。
  3. オーブントースターで約5分程焼く。
  4. 粗熱が取れて、チーズが固まってから、包丁で切り分ける。

お皿の色を、濃い色(茶色や黒など)にすると、こどもは食べ物とお皿の見分けがつきやすく、食べ物を見つけやすくなります。

おいものスティック焼き

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さつまいもは食物繊維が豊富な食材です。便秘がちな、お子さんにおすすめです。

材料:さつまいも中くらい…1/2本 バター…10g

  1. さつまいもを長さ8cmくらいの長さ、太さ2㎝の、スティック状に切る。  耐熱皿に入れ、水をかぶるくらいに入れ、レンジで7~10分温め、さつまいもに火を通す。(つまようじで、刺すして確認できます。)
  2. 水を切り、フライパンに、①のさつまいもと、バターを並べて、中火で焼く。     (バターの下に、サラダ油を引くと、バターが焦げ付かないです)
  3. バターが、さつまいも全体に、溶けてたら、完成です。

焼きとうもろこし

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前歯でかじることを促すので、舌や、ほっぺ、歯、あごを動かすので、噛む力が身に付いていきます。

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材料:とうもろこし…1本 【合わせ調味料】しょうゆ…大1 みりん風調味料…大1

  1. とうもろこしの外側の皮をむく。薄皮を1~2枚残す。さっと水洗いし、ラップで包み、電子レンジで(500w)で5分~7分加熱する。5cmほどでの長さで切る。
    • 【合わせ調味料を作る】しょうゆ、みりん風調味料を混ぜて、用意しておく。
  2. フライパンに1を入れて、中火でコロコロ転がす。
  3. とうもろこしに少し焼き色をつけて、完成。

いっしょに食べましょう!

今回のレシピは、1回で作りやすい量を掲載しました。紹介した3つのレシピは、大人が食べても、おいしく、召し上がっていただけます。

こどもたちが、たのしくおいしくたべる一歩目は、一緒にたべることではないかな、と思っています。

こどもたちは、「まねっこ」が上手ですよね。ぜひ、お子さんの目のまえで一緒に、「おいしいね~!」「どんな味かな~?」と、言葉かけしながら、召し上がっていただけると嬉しいです。

詰め込み注意!

自分で食べるようになってきても、一人でかじるようになってきても、まだまだ、噛む力も発達途中、一口の量も学んでいる途中です、詰め込むこともあります、目を離さないように、ご注意ください。

今回の記事がお役に立てると嬉しく思います。ありがとうございました。

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