【栄養士のおしごと】6月の献立紹介 

栄養士のおしごと

一人暮らしを始めたての方は、何を作っていいか分からない、どうやって献立を考えたらよいか分からなという方がいらっしゃると思います。

今回は栄養士10年目の立てた、1週間分の、栄養バランスの取れた14種類の献立を紹介します。

6月献立表

料理は、作っていくうちに段々とできるようになってくるのものです。

まずは、真似てみることから始めてみてはどうかな?と思うので、一週間分の献立を用意しました。

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6月は気候変動が多い月。

献立を立てる時には、旬の物や、その時期の気候に配慮したメニューを取り入れます。

6月は日中がもっとも長く、夜が短くなる「夏至」を迎えます。また、じめじめとした梅雨のシーズン到来。気圧の変化が激しく、この時期は、疲れやすく、だるさも感じやすいです。

旬の食材である、枝豆や、冬瓜を取りいれました。 雨の日の不調に効く、切り干し大根や、疲労回復に効く、豚肉を使ったメニューを入れました。

疲労回復に効く「豚肉のしょうが焼き」

今回は比較的簡単なしょうが焼きを紹介します。

豚肉に含まれるビタミンB1は疲労回復。

しょうがには、胃液を分泌を促してくれる効果があります。

雨の日に効く常備菜「ピクルス」

大根にや胡瓜に含まれるカリウムは、体内の余分な水分を排泄する効果。

大根は消化吸収を助ける働きがあります。

 

献立作成のコツ

「ご飯+味噌汁」+旬のもの。

毎日の献立を考えるのは、一品決まっても、副食は何にしようかな、足りるかな?と、本当に大変ですよね。

料理研究家である土井善治さんの「一汁一菜のすすめ」という著書があります。その中で日本の古来の「ご飯+味噌汁」が、献立の基本だという事も書かれていました。

現代は、SNSやテレビ、雑誌で色々な料理レシピに出会います。スーパーに行けば、一年中、色々な野菜に出会います。

が、人間の脳みそというものは、限られ選択肢の中でストレスなく決めることができるそうです。

「何食べたい?」と聞いて「なんでもいい」という答えは、困ってしまいます。

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せめて、ジャンルを決めてちょだい、、

献立作りをするときは、旬の物を取り入れることを心がけます。旬の食材には、その時期に応じた栄養成分を取ることができるからです。

もし、今日の献立にお困りでしたら、「ご飯+お味噌汁」に、旬の食材を入れる、ということを試してもらえれば、と思います。

旬の食材検索サイト

とはいえ、旬の食材なんて、覚えてないし、知らないですよね。

年間の旬の食材が検索できる便利なサイトがあるので、ご紹介します。

全部に手を込めない

主菜も副菜も手を込んだものにすると、時間と体力がいくらあっても足りません。主菜が手の込んだものにするときは、副菜には、ポン酢を使う、マヨネーズを使うなど、味付けに悩まないものがよいかと思います。

おわり

この記事で、毎日の食事作りが、作らなければないという義務感から、「食べたいものがある」という楽しみに変わると嬉しいなと思います。

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